最近多い相談は?
先日の法テラス長崎の研修でも言われてたのですが、最近は多重債務の相談は減少しているけれども、離婚の相談が増えているそうです。
私の事務所でも離婚の相談が多い気がします。離婚に際し、話し合いで解決できない時は、家庭裁判所に申し立てを行います。離婚の場合、まず、調停手続きになり、裁判所の中で調停委員が間に入り話し合いが行われます。調停で両者が合意できない時に始めて、審判に移り、裁判所が決めてしまうことになるのです。
離婚を裁判所に申し立てる時に問題になるのが、裁判所の管轄です。例えば、県外に嫁いでいた方が、別居して実家である長崎に帰ってきた場合、通常、離婚の申立は、相手の住所地を管轄する家庭裁判所に行うのが基本です。
実家に帰ってきて、金銭的にも身体的にも余裕がない方が、わざわざ、相手の県外の住所地にまで調停手続きに通うというのは非常に負担を強いられます。実家のある家庭裁判所に申立は出来ないのか?方法は、あります。家事審判規則には、「家庭裁判所は、その管轄に属しない事件について申立を受けた場合であっても、事件を処理するために特に必要があると認めるときは、管轄裁判所に移送することなく、自ら処理することができる」と規定しています。
経済的や身体的な事情等を裁判所に説明し、実家のある裁判所で処理してもらうように申出を行い、認めてもらえれば、県外に行かずに裁判手続きを受けることができます。
さて、話は変わりますが、最近、司馬遼太郎先生の街道をゆくシリーズに凝っています。先日も、へーと思うことが書いてあったので、ちょっと紹介したいと思います。
明治維新後、大久保利通が京都に行った際、住民から陳情を受けたそうです。京都の名所である嵐山などが幕府が瓦解した後、手入れもされずに荒れ放題になっている。ということだったそうです。つまり、幕府は、このような名所を整備するために、お金を出していたということです。大久保は富国強兵の名の下に、国づくりを行っていた矢先に、旧政権である幕府は、このような文和k的なことにもお金を出していた事実を知り、たいそう驚いた・・・・
明治維新で倒れた幕府が、領民(直轄領の領民)にとっては、悪い政府ではなかったようで、へーーと思いましたので、紹介しました。
↓先日、新しいHP案が出来てました。完成が楽しみです。
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