Archive for 3 月 9th, 2008

マンションの問題

昨日、長崎県マンション管理士会の定例会がありました。最近のマンションの問題について、事例報告がありました。

その中で、共用部分の修繕の問題が報告されました。マンションは、一つ一つの区分された部分は、個人の所有ですが、通路やエレベーター、壁、屋根その他、住民みんなのためにある部分は共有部分ということになります。

そこで、この共有部分の老朽化等、修繕工事を行う必要がでてきた場合、どうするかが問題となってきます。

きちんと長期修繕計画を建て、積立金を徴収しているマンションはいいのですが、ずさんな工事で耐用年数が計画より短くなったり、計画自体が適当だったり、積立金が集まっていなかったり、様々な問題が出てきます。

特に、マンションは販売を促進するため、毎月の管理費等を安く設定する場合があります。そうすると、積立金が十分集まらず、修繕の必要があるにもかかわらずお金が無いということもあります。

このようなケースを実際の管理士会で取り扱っているのですが、このマンションもずさんな建築で積立金が十分ではない時期に修繕工事を強いられることになったものです。

お金はないが、壁など脱落等の危険から急いで工事をする必要がある。ということで、融資を受けることになりましたが、地場の銀行などは貸してくれません。マンションの大規模修繕は、何千万円の世界です。その上、共用部分の工事では、担保が取れないため、中小の銀行では扱っていないのです。

住宅金融支援機構では、このような大規模修繕での融資もあるのですが、工事完了後ではいとお金が下りない等制約があります。

他にないかと調べていたところ、大手のリースクレジット等を行う会社が取り扱っていることが分りました。それも条件はかなりいいものです。都会の方では、このようなケースは多いのですが、地方では、まだまだ普及していないようです。しかし、これから、地方のマンションも老朽化するにつれ、このような問題が増えてくるのではないかと思います。

マンションも管理会社任せでは無く、自主的に管理することが大事であると思います。