振り込め詐欺とあんまり変わらんなっ
昨日、長崎県マンション管理士会が主催するマンション管理組合向けのセミナーがありました。内容は、給配水管の諸問題でした。マンションの問題でも上位に位置づけられるのが、この給配水管の問題です。老朽化に伴い水漏れが生じますと水は下に行きます。階下の部屋が水浸しになって、損害賠償を請求されるということもあります。特に給配水管の修繕工事は、100%完全に直さないと、1%でも不備があると水は漏れ続け、結果、大きな問題を起こします。
マンションの場合、問題となるのは、専有部分での水漏れか共用部分の水漏れかということです。マンションは、個人の持ち物である専有部分とみんなの持ち物である共用部分に分けられます。共用部分からの水漏れにより、一部の人に被害が出れば、当然、マンション全体で賠償することになりますが、専有部分からの水漏れで被害が出れば、その専有部分の持ち主が賠償しなければなりません。しかし、給配水管の専有部分と共用部分の区別は、一昔前のマンション管理規約では、明確にされていないものが多かったようです。マンション標準管理規約がそこまで、厳格に記載していなかったせいもありますが、マンションの老朽化に伴い、この問題が発生しているのも事実です。管理規約の見直しなども必要でしょう。
ということで、自分の専有部分は、きちんと防水工事をしておくのは当然ですが、専門的な工事には注意が必要です。とある年配の方が、防水工事を行うため、見積りをとったところ、1社「半額でいい」というところがあったため、その業者に頼んだそうです。「その業者が言うには、隣のお宅も一緒に行うため、足場の費用がいらないから安くなる」と言ったそうです。
工事は終わったのですが、後で調べたところ、防水工事など行われておらず、ただペンキを塗っただけだったのです。これは、工事の内容など分らないお年寄りを狙った振り込め詐欺と一緒です。ひどい話です。業者の選定には十分注意が必要です。しっかりした工事には、それ相応の費用がかかるのは当然です。極端に安いものは、どこかおかしいと思った方がいいでしょう。
マンションの購入も一緒です。安いマンションを買って儲かったと思っていると、そのマンションが1,2年で不具合が生じたということもあります。マンション等の不動産は、買った時の見栄えではなく、今後、何十年と住み続ける財産であることを考えて購入しなければならないと思います。
↓実は、セミナーには間に合わず、飲み会だけ参加しました・・・





