成年後見の申立

 久しぶりの更新です。最近、成年後見の相談が多かったので、そのことについて、書きたいと思います。成年後見とは、精神上の障害等により事理を弁識する能力を欠く状況にある者について、家庭裁判所がその人の後見人を指名し、その後見人により財産などの管理を行っていく制度です。高齢により、認知症が進行した方等に成年後見人がつき、その人の財産管理等を行っていくことが増えています。

 この成年後見人は、四親等内の親族、配偶者から申立をしなければなりません。本人は痴呆等により、そのような申立が出来ない状態だからです。

 それでは、身寄りのいない人はどうすればいいのでしょうか。本人は痴呆により、買物も何も出来ない、お金の管理も出来ない。成年後見の申立をしなければならないが、親族がいない。

 このような場合、市長からの申立が出来るようになっています。県内の各市も重い腰を上げ、市長申立が出来るような法整備、予算措置を取っているようです。しかし、南島原市はかなり遅れているようです。身寄りのいないお年寄りに対し、早急に成年後見申立をする必要があるにもかかわらず、法整備をしていない、予算措置をしていないの一点張りのようです。

 市の権利擁護が成年後見の必要を認識しているにもかかわらず、何もしない。市の義務であることを認識して欲しいものです。

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